日常

アニスト3話

青の時代、完結でした
映像化するとは思ってなかったので、本当にありがとうございました

例のごとく雑感なのですが、随分と駆け足でしたね
今回は特に脚色部分が多いのですが、いかんせんまだ原作小説の方との比較が出来ていない状態ですのでその点ご容赦くださいませ

まず、蘭堂さんの異能の表現
凄くかっこよかったです
黄色のキューブが幾つも広がるのが個人的わくわくポイントでした
最期のセリフ、若干変わってたのと回想が少なかったのかな?と思います

次に、羊もとい白瀬くん
必死な子どもでした
もっとねっとりしてた原作に比べ、圧倒的な子どもで、自分たちが無力であることをよく分かっている
中也を刺したのも、罪悪感を恐怖で打ち消している感じなんでしょうか
白瀬くんが生き残ってたら中也を刺したことを十字架として一生背負っていきそうな素直さがあった

そしてなんと言っても、蘭堂戦
セリフの大きな変更やバトルシーン
個人的にはお気に入りのシーンが大幅カットだったため多少なりとも残念な気持ちはありました
特に中也の回想シーンのカットや一夜限りの復活が初めての共闘だった蘭堂戦をなぞらえていることを暗示させるセリフ、それから蒼穹の輝きを宿した太宰
代わりにぎゅっと恋人繋ぎしていて、腐女子の私が教会の鐘を打ち鳴らして二人の結婚を祝福してしまいました笑

そこからの勧誘、すれ違いのシーン
扉絵とは服が違いましたね
あの扉絵はなんだったのか…
中也の着られてる感は可愛らしくて好きです
太宰も砂埃舞わせて駆け寄ってて微笑ましいですね

全体の感想としては、随分と駆け足だったな、という印象
キャッチコピーの「青の時代」に関して、以前私は「太宰にとって青(生)に向かう物語」であり「中也にとって青(アラハバキと自身の乖離)からの脱出の物語」的なことをぼんやり書きました
ですが、3話を通すとまさしく「二人が双黒に至るまでの物語」でしたね
長文語りしたのが恥ずかしいレベルでただただいちゃいちゃしてました…笑

おそらくは本編で双黒の出番が少ないためここで15歳編を出したのだろうと思います
ただ、タイミングとしては本編で中島敦⇔芥川の関係と福沢諭吉⇔森鴎外の関係、そして夏目漱石の存在を考えるとここで「双黒誕生の物語」もとい「ダイヤとダイヤ」を描くのは妥当かもしれませんね
よくよく見たらちゃっかりビジュアルにもにゃんこいますし

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